矯正治療
orthodontic treatment
まずは、お口の中の状態を診させていただきます。(保険適用)
むし歯や歯周病の治療を優先する場合もあります。
小児矯正、早期矯正治療
トレーナーシステム
T4K・筋機能療法(5歳頃〜10歳頃)
●使用時間:日中1時間と夜間の就寝中
●期間:1年間
●おうちでできる簡単なトレーニングを併用
○トレーナーシステムとは
取り外しのできる「マウスピース矯正装置です」
○メリット
歯ならびが悪くなるのを予防できます。
お口周りの筋肉のバランスを整えます。
「歯ならび」だけでなく、「咬み合わせ」「お口ぽかん」の改善、「口呼吸から鼻呼吸へ」「舌のトレーニングによる正しい飲みこみや発音」など、お子さまを健康な体へ導くことを目的としています。
10歳ぐらいまでの骨の柔らかい時期に使うことで、大きな効果を期待できる治療方法です。
「家にいるとき」と「寝ているとき」にだけ装着するため、お子さまでも無理なく始められます。
○マウスピース式なのでお子様も嫌がりません
固定式の装置は、患者さんによって痛みがでると言われていますが、取り外すことのできるマウスピース式は一般的に痛みが少ないと言われており、痛みがあれば自分で口の中から外すことができます。また、学校に行くときは家に置いていくので、見た目が気にならず、歯磨きの邪魔にならないことも安心です。
床矯正(8歳頃~)
- 萎縮した顎を正しい大きさに拡大します。
- 歯を正しい位置に動かします。
- 後退している下顎を前方に誘導し、移動します。
- 舌などの悪習慣の是正をします。
顎を拡げる装置、歯を押し出す装置といくつかの装置を組み合わせて治療します。
治療開始時期が早ければ早いほど治療が早期に終了します。
床矯正の治療は、装置の数で設定されています。
早期の治療開始ならば一装置で治療は終了します。
様子を見ていて、症状が複雑になれば、いくつもの装置が必要になり、治療費用もかかります。
ワイヤーの矯正もするのですか?
顎を小さくした弱い咬む力を強くする訓練をし
「良い顔」にするための口の姿勢を保つことです。
床矯正の欠点は、顎・歯を一方向にしか移動できないことです。
形状記憶合金を利用したワイヤー矯正の利点は、
すべての歯を正しい位置に3次元的に移動できることです。
早期に治療を開始すれば、歯並びの乱れは少ないので、ワイヤーを使用する可能性は少なくなります。
装置は、いつ装着するのですか?
早期に治療を終えたいのであれば、できるだけ長時間装置は装着しましょう。
食事、歯磨き、英語・国語・音楽などの発育障害を生じそうな場合は装置をはずします。
咬む力が、移動した歯をより安定した位置へ修正します。
咬む刺激を考え、食事の時は装置を必ずはずしましょう。
また、学校でいじめの問題にあったり、勤務中に支障のある場合は装置をはずしましょう。
少し治療時間がかかっても一日14時間以上装着していれば治療は可能です。
これより短い時間の装着においては、歯を抜く治療方法などに方針を変更せざるを得ないでしょう。
装置をはずしていると「後戻り」をして、装置がきつく感じる場合があります。
装置がきつくなる場合には、ネジを半回転巻き戻して装着し、30分後に元に戻します。
新たに回転する場合は、2~3時間後に処置します。
ネジはいつ巻くのですか?
装置には、平行に拡がるタイプと扇状に拡がる2つのタイプがあります。
平行に拡がるタイプの装置は、ネジを90°回して0.2mm、
扇状に拡がる装置のタイプは、ネジを90°回して0.8mm拡大します。
歯を前方、後方に移動する場合は平行に拡がるタイプに準じます。
拡大は、一週間で45°ずつ2回巻くことを基本としています。
痛い場合、成人の場合は、一週間で30°ずつ3回拡大します。
上顎の平行タイプでは、痛くなければ一ヶ月から一日おき、毎日拡大していきます。
一週間で0.7mmの顎の拡大量がベストです。
つまり、上顎は3mmの拡大が可能です。
下顎の骨の構造は、上顎の骨と違って、一本の骨からできています。
また、口は食べ物を粉砕するところですから、上顎の歯肉は、
食物片が当たっても痛くないように厚くなっていますが、下顎の舌の下側の歯肉は食べ物が当たりません。
下顎の歯肉は薄くできています。
そのため下顎の拡大は、一週間で45°ずつ2回の拡大で一ヶ月で1mmの拡大が基準です。
治療は適切に拡大ネジを回すことです。
拡大しなければ、いつまでたっても治療は終了しません。
病気の時も装置を装着するのですか?
病気の時は装置をはずしましょう。
熱があって、苦しい時は装置をはずします。
無理することはありません。
長期間、装置をはずしていた場合、装置は当然適合しなくなります。
適合するまで、装置のネジを巻き戻します。
一日で、約90°巻き戻すことが可能です。
床矯正の利点です。
たとえば、一週間はずしていると約7回巻き戻せます。
巻き戻した7回は、病気が治ってから一日一日巻き直していきます。
まったく合わなくなったら、プラスティックの床の部分だけ交換します。
装置の手入れ方法は?
口の中は、バイ菌が繁殖して汚いところです。
床装置も、当然歯と同様に汚れます。
装置は「入れ歯」と同じ材質です。
義歯洗浄剤を使用したり、ブラッシングの時に装置を歯ブラシで清掃しましょう。
永久歯列矯正
見えない矯正装置アライナー
1ヶ月ごとの治療ステップにおいて歯牙の移動を無理なく行えるように計算されています。
従来の様に歯の表面や裏面にワイヤーを取り付けて行うものではなく、いつでも取り外しが出来る透明なマウスピースを使って行う治療法です。
「歯並びを治したいけれど、歯に金具をつけるのはちょっと...」と、歯列矯正治療に踏み出せなかった方にも安心して始めていただける方法です。
ワイヤーによる矯正
ワイヤー矯正は矯正歯科の中でも最も一般的な方法で、成人矯正(永久歯に全て生え変わってから行う矯正)の一つです。
歯にブラケットという装置を取り付け、そこにワイヤーを通して、歯を動かしていく矯正方法です。
治療期間は1~3年で平均2年間です。月1回程度通院していただきます。
当院ではジルコニアセラミックのブラケットを使用しています。
今後ジルコニアセラミックは医療において更に普及していく素材と言えます。
ジルコニアセラミックの色は白すぎるイメージがありましたが、ジルコニアの新しい配合を採用することで天然歯になじむカラーにすることができました。
治療 | 治療価格(税込) |
相談 | 無料 |
T4K・プレオルソ等の小児矯正用マウスピースを用いた治療+筋機能療法 約1年 | 70,000円 |
床矯正 | 10万〜35万円 |
透明のマウスピースによる矯正(アライナー) | 18万〜50万円 |
ワイヤーによる矯正 | 50万〜100万円 |
床矯正、アライナー、ワイヤーによる矯正の期間、料金の詳細は診査・診断・分析(12,000円~23,000円)の結果によって異なります。一度ご相談ください。
電車
JR竹下駅より徒歩15分
バス
東光寺本町バス停前
車
専用駐車場12台あり
診療科目
一般歯科・小児歯科・口腔外科・矯正歯科・審美歯科・インプラント
バス:東光寺本町バス停前
車:専用駐車場12台あり
休診日 : 水曜・日曜・祝日 ※最終受付時間は診療終了時間の30分前までです。